12 熊本地震その1

 平成28年に熊本地震があったときに、当時の私の勤務地は熊本でしたので、熊本に住んでいました。
 しかし、私は幸い4月14日(木)と4月16日(土)に熊本地震が発生した時刻に熊本にいなかったので、直撃を避けることができました。
 そのこと自分で今も感じていることについて申し上げたいと思います。

 熊本地震は多大な被害のあった天災でした。私の妻は実家が熊本でして、妻の実家が熊本地震により全壊するという被害も受けて大変でしたので、決して他人事ではありませんでした。

 これをお断りさせていただいた上で、なぜ、私は4月14日(木)と4月16日(土)の熊本地震の直撃を避けられたのかを考えてみますと、見えない力の働きを信じるしかないと思っています。

 なぜかと申し上げますと、丁度、熊本地震のあった平成28年の一年前の平成27年に私は東京の官庁に出向していまして、休みの日に御朱印集めにハマっていまして、各寺社に行くたびに、「地震があっても、大丈夫でありますように」というようにお参り(お願い)をしていたからです。それも、一冊の御朱印帳が一杯になるくらい各寺社にお参りしていました。確か東京に滞在中の4月に一度、大きな地震がありましたが、被害はなく過ごすことができました。

 それから、平成28年に既に申し上げたように、熊本にいたのですが、その頃は、『「いいことが次々起こる心の魔法』(ウエイン・W・ダイアー著)を平日の朝、仕事の前にほぼ毎日読んでいました。すると、とても不思議なことなんですが、仕事をする上で、来てほしいなと思った業者の人がすぐに訪ねてきたり(というか職場の建物の廊下ですれ違ったり)、読みたいと思っていた本をコンビニで見つけたりという、ちょっと信じられないことが頻繁に起こっていました。

 そういう状態のなかで、当時、私の妻は宮崎県都城市にいたのですが、熊本地震が起こる数日前に「4月15日は休暇が取れた。」ということを、私にふと言ってきました。その頃、私は仕事の繁忙期を乗り越えつつあったので、私も4月15日(金)に休暇を取ろうと思いまして、上司に相談したところ、休暇を取っても構わないと了承を得ました。

 そして、4月14日(木)の仕事が17時に終わった後に、そのまますぐ、荷物を積んでいた車を運転して、高速道路を利用して、熊本から都城まで行きました。そして、都城にいた妻の元に着いて、確か19時半を過ぎていたと記憶していますが、それから一時間経たずとして、熊本地震の最初の地震が発生しました。もちろん都城も揺れましたが、物が落ちるとかそういうことはありませんでした。そして、地震速報を見ようと思いテレビをつけてみますと、熊本が震源となっていて、大変驚きました。しかも、その日、車で通ってきた、高速道路が陥没していた映像が流れたので、少し出発が遅れていれば、死んでいたかもしれないと思いました。そして、それから数日間都城に滞在していましたので、4月16日(土)の地震も直撃を避けることができました。

 このような経緯を考えますと、端的に言えば、妻が4月15日(金)に私に休暇を取ると何気なく伝えて来て、私がそれにストレートに反応したことで、熊本地震の直撃を避けることができたわけですので、何が妻にそう語らせたのかとか、なぜ私が、当時の職場から超勤せず、すぐに出発をして、寄り道をせずに都城まで行くことができたのかということを今でも、考えてしまいます。単に運が良かったとかそういう話ではなく。