CS60の魅力

CS60の開発者の方から伺った話ですが、CS60は当初、工場に設置して、効率良く人をCS60で施術するために、人に対して機械が自動で施術したらどうだろうかという構想があったそうです。

しかし、その構想は「ボツ」にしたそうです。

理由は、それでは、「面白くないから」。

確かに、機械を用いてCS60の施術をすれば、素早く効率的にできそうですが、施術の受られるのは「人」です。

施術をする部位によって微妙に反応が違ったり、微妙な力加減を求められたり、あと、施術中に施術のことやそれ以外の会話があります。

そういったことは、やはり機械ではなく、人が施術者としてではないとできないと思いますし、施術を受けられる方も、人に施術をしてもらわないと何か物足りなさを感じられると思います。

例えば、指宿の砂蒸し温泉では、係の方が、わざわざ蒸し暑い中で砂をスコップでかけてくれますが、CS60も何かそれに近いものがあると思います(機械に砂をかけられてもつまらない)。

施術者として、申し上げれば、CS60の施術は、施術自体とそれに付随する会話(会話に付随する施術ともいえます)を合わせて施術者と施術を受けられる方と年齢や性別などを超えてコミュニケーションを自然と構築しますので、そこがCS60の魅力の一つだと言えます。

それゆえに…今後もAIやデジタル化がどんどん進んでいくかもしれませんが、CS60の人への施術は「人」が行うという点は変わらないだろうと確信しています。